基礎練習を最大効率でぶん回せ。初心者のためのジュニア式サックス上達論

サックスが上達するために、基礎練習は欠かせない。
これは間違いありません。
Juny-aも良い演奏のために日々、粛々と基礎練習を続ける毎日です。
でも同時に、こう感じていませんか?
- 基礎練習って正直つまらない
- 何からどれくらいやればいいかわからない
- 気づいたら練習時間のほとんどが基礎練習になっている
そしていつの間にか、
「サックス=楽しいもの」だったはずが、
「サックス=こなすもの、やらなきゃならないもの」に変わってしまう。
もしそうなっていたら、ちょっと危険です。
基礎練習が最大の効果を発揮する時
ジュニア式の結論からいきます。
基礎練習はめちゃくちゃ大事。
でも、いま全部やる必要はない。
なぜなら、基礎練習は
“上達するための手段”であって、
それ自体が目的ではないからです。
ここを間違えると、
「頑張ってるのに上達しない」というループに入ります。
僕自身の話をします
ここまで読んでくれたあなたに、ちょっと長いけど僕のしくじり話をさせてください。
僕自身、上達したくて基礎練習をかなりやり込んできました。
特にこだわっていたのは「音色」です。
- 呼吸法
- 音を出すときのイメージ
- 姿勢
- ロングトーン
- スケール練習
「どうすればもっと良い音になるか?」
そればかり考えて、いろんな角度から試してきました。
正直、こう思っていました。
「チューナー見ながら演奏なんてクソ喰らえ。それより“いい音色”だろ」って。
でも、現場で通用しなかった
そんなふうに練習を積み重ねて、
自分の音色に自身たっぷりな20代のジュニア
プロの現場に出て、気づきます。
まったく馴染まない。
自分の音だけ、浮いている。
周りは圧倒的に“プロの音”。
自分はというと、
“上手な素人”で止まっている感覚。
でも、その差がどこにあるのかがわからない。
ただひたすら、もがいていました。
そんな中で、あるとき言われた一言。
「音程が悪いよ」
その瞬間、すべてが繋がりました。
「あぁ、自分がクソ喰らえと思って向き合ってこなかった音程が原因だったんだ」と。
そこから、練習が変わった
それまでの僕は、
- 指の練習はしていた
- 音色の研究もしていた
でも、
音程に対しては圧倒的に甘かった。
そこからは徹底的に向き合いました。
- チューナーをしっかり見る
- 自分のピッチの癖を知る
- 音程をコントロールする感覚を身につける
正直、最初はかなり苦しかったです。
でも——
音程が少しずつ整ってきたとき、
スタジオで自分の音を聴いて感じたんです。
「あ、ちょっとプロっぽいかも」って。
不思議なことに、
音程が良くなると、
音色もどんどん良くなっていきました。
音程を正しく取るために、
- 息のコントロール
- アンブシュアの安定
これらが自然と整っていくからです。
つまり、
音程の練習は、音色の練習でもあった。
もちろん、
闇雲にやっていたあの時間が無駄だったとは思いません。
あのときに磨いた音色は、
今でも自分の武器になっています。
でも、はっきり言えるのは——
「必要なものが見えた瞬間、上達スピードは一気に変わる」
ということです。
だからこそ伝えたい
最初から完璧に基礎をやる必要はありません。
まずは吹いて、ぶつかって、気づく。
そして、
“今の自分に必要な基礎練習”をぶん回す。
これが、最短で上達する方法です。
実践→基礎練ジュニア式サックス上達法
じゃあどうするか。
答えはシンプルです。
曲を吹く。人と一緒に音を出す。
- 好きな曲に挑戦する
- 合奏に参加する
- セッションに行く
実戦に出ると、
自分に足りないものが、はっきり見えます。
たとえば——
- 音程が合わない → ロングトーン+チューナー
- 指が回らない → スケール練習
つまり、
必要になったときに必要な基礎練習をやる。
もっとこうなりたい!を感じた時に基礎練習は
それまでとは比べ物にならない効果を発揮します。
なんとなくやるロングトーンと、
「音程を合わせるため」にやるロングトーン。
効果はまったく違います。
「楽しい」から初めて、基礎練習は”絞る”
順番はこれです。
楽しい(曲) → 壁 → 基礎 → できる → もっと楽しい
これが回り始めると、上達は一気に加速します。
- 長時間ロングトーン
- 全調スケール
- とにかく全部やる
基礎練習が大事だからって、ここまでやらなくていいです。
理論の勉強なんかも同じです。
絞って全集中。ぜひ頑張ってください。
まとめ
- 曲練習をやる
- それに必要な基礎練習をやる
これくらいシンプルがいいんです!
今後、基礎練習を一つ一つジュニア式を解説してゆきますが
ぜひ、この考え方を忘れないでくださいね!
